村を満喫

先日、お隣のカフェレストランChez-Nonoのご主人にフランス語の事で助けてもらったので、お礼に伺った。レストランは食前酒や前菜(L'APERO)を頂く場所とお食事をする所に分かれて言います。スイスではパーティーに招かれるとまずアペロを頂きそれからメインへと移っていきます。ビールやワインをひっかけていく方はここで頂く様です。

ここのワインはおいしいのでチーズと共に頂きました。ここフランス語圏ではチーズはマスタードと一緒に。ドイツ語圏ではジャムと一緒に食べたりするそうです。

今度アイロンを購入しようと思っているので、そのアドヴァイスをもらいました。ここの水は硬水ですぐに石灰が出てくる。アイロンはよく選ばないと水が詰まると困るのでどんなものがいいか教えてもらった。お二人は本当に親切です。ご主人は今度ドバイで行われるスイスフェスティバルのシェフとして呼ばれているのだそう。ご主人のご活躍が私たちもうれしいです。

移動直後はつらかった村の生活ですが、こうやって知り合いができると離れがたくなります。昨日は村を散歩して残り少ない村の生活を楽しみました。夫が撮っているのは雄大な山の風景。あまりに美しすぎて写真が浮かび上がっている感じです。引っ越しても時々訪れたいと思います。

誕生日

1月20日は52回目の誕生日。今年はスイス：シェズレ村で誕生日を迎えました。
何となく疲れが出て、誕生日というのに夫を送り出した後は洗濯だけしてず～っと寝て過ごしました。明日は多分この村で最後となるお客様をご招待しているので、体力温存も兼ねて無理はしない、しない。

スイスに引越してきてからとにかく出費がかさんで、アパート移動もあるので更に今月はピンチになりました。夫に「今月は節約月間だから何も買ってこなくていいよ」と言って送り出したのですが、帰りに薔薇を買ってきてくれました。

カードを読んだら涙が出てきました。ありがとうm(__)m
スパークリングワインで乾杯してフランスのスーパーで買ってきてあった牛肉を焼いてささやかなパーティー。
 
スイスでは肉類は目が飛び出るほど高い！このサイズだと2枚で2500円以上すると思います。これはフランスで買ったので7€以下でした。

身体も心も少しずつ元気になってきているので、ローザンヌ市内へ引越しを機会に常にポジティブでいきたいと思います。

Facebookやメールを通して沢山のおめでとうメッセージをありがとうございました。皆様のお祈りに支えられて何とか生きています。皆様の上に神様の祝福がありますように。

馬と出会える散歩コース

昨日は一日雨でした。今日は午後から晴れたのでいつもの散歩に出かけました。今日もゴージャスな馬とマダムに会った。

「雨でしばらく外に出ていなかったので彼女は外の草が恋しかったの」と言っていました。マダムが「ほら写真撮ってもらうんだから顔あげて」と話しかけてましたが彼女はおいしそうに食べてた。

向こうの方には以前出会った白馬。ギャロップで颯爽と走り抜けていきました。
 
この村に越してきた時は心落ち込み身体もしんどかったので、外に出ても動物しかいない！と嘆いていましたが、身体と心が元気になって次の事が見えてくるとポジティブになります。散歩に出ると馬に出会える事、大自然の中にいられる事がとてもありがたく感じる。実はこれが最高の贅沢な時かもしれませんね。心が元気だと散歩に出かけよう！という思いにもなるから不思議。

ローザンヌへ引越したらシェズレ村は静かで良かったなと懐かしがるんだろうな。きっと・・・。

次の季節に向かって

一月に入ってモミの木が撤去されました。

夜のイルミネーションもあったのでなくなるとちょっと淋しいです。
警察から“(雪でも)安全に過ごしましょう”の看板も出ています。

11月は雪の日もありましたが、クリスマスから年始にかけて気温があまり下がらず最低気温も大体プラスでした。寒がりの私にはありがたいです。今週から又最低気温マイナスの予報が出ていますが穏やかな冬の気候です。シカゴやミシガンのお友達は大雪で何万世帯も停電したとの事どうぞ皆の生活が守られますように。

2月が一番寒いのでしょうが、モミの木の撤去も終わったので何となく次の季節に向かっている様に感じます。朝はまだ8時ごろにならないと明るくなりませんが、冬至以降少し日が長くなった様に感じます。うちではアパートの事で夫が色々と奔走してくれています。どうか良い場所が与えられ手続きがスムーズにいきますように。既に備えられていると信じて感謝して進みます。

今日は雨ですが、先日は夕日がとても美しかったです。いつもリサイクル場の帰りは少し遠回りをして景色を楽しみながら帰ります。
 
皆様の上にも神様のお守りがありますように。寒い季節風邪などお召しになりませんようお過ごしください。

少しずつ動き出す

これは夫の実家から送られてきたお干菓子。
お煎茶でのおもてなしは一段落つきましたが、こちらでお世話になっている方を又お招きする予定があるので、お干菓子が届いて助かりました。

今年初めの日曜日はクリスマスイヴに行った隣村の教会の礼拝に参加させて頂きました。近くに英語のサービスの教会があって本当に良かったです。終わってからお茶があり教会のメンバーに紹介してもらいました。火曜日にはBible studyがあるので是非どうぞと言われて、牧師さんが私をピックアップする人も手配してくれて、今日はそこに参加してきました。集まっていた方はお二人を除いて殆ど英国人。家の雰囲気もイギリスっぽくて何だか不思議な感じがしました。十数年前にホームステイしたイギリスがそのまま戻ってきた感じ。

今日は「使徒信条」についてがテーマでした。現在使われているものと新しいものとの違いについて。何でもそうですが人によってグループによって物事や言葉のとらえ方は色々あります。良い悪いではなく書かれたものを通して意見を述べ、自分の考えを確認する作業をしました。今日は初めて参加したので少し緊張しましたが、話されていた言語が英語だったのとアメリカとの比較なども出ていたので、皆さんの話しを聞きながら頭が時々違う所へ飛んでいって色んな事考えていました。集まった階層（と言っては大袈裟ですが）によって課題とする内容が違うんだなぁとか。日本人のクリスチャンの集まりだと取り上げない課題だなぁとか。(良い意味で)いかにも英国人っぽい雰囲気だなぁとか・・・。みなさんお互いをリスペクトしながら自分の意見もきちんと述べていてとても充実した時間でした。

会が終わって「メーリングリストに入れるね」と言われたので「引越しの予定もあるし毎回どなたかにピックアップしてもらうのも心苦しい」と言ったら2週毎だから大丈夫と、とてもwelcomeでありがたかったです。

ここスイスに移動してきてから家事をする事と、日本の番組をyoutubeでダラダラ見たりblogをあれこれ見たりなど生産的な事からほど遠い生活をしていたので、本当に久しぶりに一つのテーマについて人の話をじっくり聞き、自分はどんな意見を持っているかを考えた時間でした。

村に引きこもっているので、行動起こす事・動き出す事が課題なのですが、少しずつ動き出しているみたいです。そう信じて進みたいと思います。