人間の思い（つぶやき）

山百合がこんなにダイナミックに咲きました。

タイトルからはずれるかもしれないけれど、
感じたことをちょっとつぶやき・・・。

おとなりさんは可愛い小鳥を飼っている。
いつも窓に鳥籠を置いて話しかけていて、家族の一員って感じ。
最近、その鳥籠から見える場所（外側）に鳥用餌箱を設置された。
餌が入ると巣立ちしたすずめが親とと共に何羽もやってきてすごい賑わいになる。
今朝、急にマダムが私に声をかけてきて「お友達（すずめ）用に餌をおいているから、お宅の洗濯物に被害があったら言ってね」とのこと。（うちの物干しはその餌箱向きにある）
おうちの小鳥ちゃんのためにお友達（すずめ）を呼んでいるのです。

鳥籠に一羽だけの小鳥ちゃん。
それに優しいお声で話しかけるマダム。
そして、鳥籠+網の先に友達（すずめ）を眺める小鳥ちゃん。

う～ん。ペットって何？
せめてつがいでいさせてくれないかなぁ。
鳥籠っていうのが私に束縛感を連想させ、羽があるのに自由に飛べない！ってのが息苦しさを倍増させています。

小鳥ちゃんをみていると人間の自己満のために小鳥がかわいそうと思い始めたり、じゃぁ犬や猫のペットはいいのか？鳥だって飼われている方が天敵から守られていいのでは？と考えたり頭の中がぐるぐるしてきた。

私は鶏も牛も豚も食べるからペットが人間のためにかわいそう、のレベルじゃなくて私ひどいじゃん！こんなことを考えていたら、人間が生きていること自体地球の資源と動植物を犠牲にしているから結論の出ない議論になってしまう。結局、自分が落ち着ける考えを探してそれ以上深く考えない様にするだけなんだけど・・・。

今、自分の中に生きる事に対して、と言っては大袈裟か、日々の生活において「きちんと生きていく努力」をしているふりをしているので、いちいちまわりが気になってしまうんだろうな。心の中は停滞しているが、表面は積極的に生きている風を装っている。

天気は晴れたり曇ったり、お庭の木々はどんどん成長したり、私の気分や体調と関係なく目の前をどんどん過ぎていく。気持ちと身体が分離している感じ。
録画してあった大好きなチャイコフスキーの交響曲を聞いても心からのやる気が出てこなかった。ベルリンフィル+樫本大進君だったのに。
何だかな・・・。
いつもきちんとしていないとguiltyに感じてしまうこの思い、どうにかならないかしら。